秋田禎信のライトノベル『エンジェル・ハウリング』に関する情報を掲載しています。

エンジェル・ハウリング LOG

セヘクの爺ちゃん

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フリウの暮らしていた村に住んでいた老ハンター。故人。

硝化の森で片腕を無くしているが、腕の立つハンターとして有名だった。
だが、その事実以上に「ハンターは基本的に変人が多い」という説の象徴としての方が、読者の印象に残るキャラクター。奥さんが4人いるが30年もの間この生活がばれなかったとか、死に様が逆さ吊りであるなど(なお、嫁の一人は24歳のサリオンより若いほか、嫁の誰に殺されたか分かっていない)、真実とは思えないような話が多々ある。また、死ぬ前にはベッドの中で「一人でも多く道連れにしてやるから斧買ってこい」などと叫んでいたことから奇異な人間であることが分かる。なお、斧は最終的に棺桶に入れられたらしい。

ストーリー上は故人であることもあってほとんど関わらないが、父親以外にフリウが知っている数少ないハンターであり、少なからず彼女のハンター像に影響を与えている。終盤で彼女が硝化の森に挑む際の装備はほとんどが彼の遺品の類である。

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